2014年の〆はNARISAWAで。
2014年も残すところあと僅か。
結婚2周年記念+クリスマスのお祝いも兼ねて、以前から伺ってみたかったNARISAWAへ年末に足を運んだ。
年の瀬だからか、1ヶ月前に電話したら何とか空いてたみたいで予約して伺った。
今まで行った数々のレストランの中で、一番「グローバル」感のあるお店だった。どういうことかというと、自分が観察した限りお客さんの約半分が外国人であり、ホールにいるスタッフもこれまた約半分の方がそうだった。当然のようにどのスタッフさんも英語がペラペラで、和とフレンチを融合させたそのひねりの効いたメニューの説明と数々の料理のプレゼンを外国人にもわかりやすく伝えていて驚いた。単純な食材の説明とかであればどんなお店でも簡単にできるだろうけど、例えばメニューの中の「森のエッセンス・里山の風景・炭」といったものを、そのフィロソフィーを含めて異文化の方にどのように英語で伝えていたのか非常に興味があるなあ。
「グローバル」なのはそれもそのはずでナリサワはサン・ペレグリノ主催の「世界のベストレストラン」で14位だそう。
アジア・太平洋地域のトップは、オーストラリア人シェフのデービッド・トンプソン氏が伝統的なタイ料理を提供するバンコクの「ナーム」。世界全体での順位は13位と、昨年から19位順位を上げた。一方、日本の食材とフランス料理を融合させた東京の「ナリサワ」(旧店名:レ・クレアシオン・ド・ナリサワ)は、20位から14位に上昇した。成澤由浩氏がオーナーシェフを務めるナリサワは、2012年と13年にアジア最高のレストランに輝いている。
なるほど、だから世界中から多くのお客さんが来店されるわけだ。
味覚というのは言うまでもなく個人で違うし、国・地域でも時代背景や歴史、文化・トレンドがあるので世界を股にかけたこういうランキングは消費者としては過小に見る必要があるとは思う。一方レストランオーナーからするとこういうのは非常に光栄なことだろうし、お客さんにとっても良いマーケティングになるのだろう。実際、このランキング1位のコペンハーゲンにある「ノーマ」は方々で名前を聞くし行ったこともないけどかなり気になっている。もちろんナリサワではエクセレントな食体験ができたので、そのお店がこうやって世界で評価されるというのは行った人間からすると素直に嬉しい。
店内の雰囲気は洗練されていてこの日座ったにはガラス張りの厨房スペースのすぐ近く。
▼SONY RX100M3, 1/30, F3.5, ISO 200
森のエッセンス・里山の風景・炭
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.5, ISO 640
炭に見立てたもの。中には玉ねぎが。
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.5, ISO 3200
“五味”・静岡 赤座海老
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.5, ISO 1250
森のパン2010。隣はバター。
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.5, ISO 4000
バゲット
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.5, ISO 1250
佐賀 スッポン
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 125
山口 萩の甘鯛・舞茸
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 160
本日の肉料理。鴨肉のロースト
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 200
結婚記念のデザート
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 125
椿・麹
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.0, ISO 500
くず湯
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 125
先ほどの記念ケーキをカットしたもの
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 200
茶菓子はこの中から選び放題
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 1000
▼SONY RX100M3, 1/30, F4.5, ISO 640
メニュー。良く見ると来店日の日付になっている。細かい。
▼SONY RX100M3, 1/30, F5.6, ISO 500
外観。蜂のロゴのお洒落。
▼SONY RX100M3, 1/30, F2.0, ISO 640
素敵な体験をありがとうございました。そしてごちそうさまでした。
これからも、頻繁に通うことはできないけど笑、ハレの日には是非足を運べるように公私ともに精進していこう。
今年は写真に結構ハマり、いく先々でシャッターを切っていたので、せっかくだしブログでも残していこうかと思い本格的にこのブログを始めたけど、やってよかったなーと改めて思っている。
写真とグルメという本当に自己満なコンテンツだけど、自分自身の嗜好性を振り返ることもできるし写真が溜まっていくし、このアウトプットを何年も続けていったら良いログになるなーと考えている。
来年も引き続きこの方向性を一つの軸にして、たまに仕事の話も織り込みながら継続して書いていこうと思う。
2014年も多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。
2015年も皆さまにとってより良い一年となりますように。